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  • バラバラな世界で共に生きる―リチャード・ローティの哲学

    ¥1,023

    ■内容 わかり合えない他者を、敵にしないために。 分断が極まり、「正しさ」がSNSでぶつかり合う社会で、私たちは他者といかに語り合えるか。アメリカの哲学者リチャード・ローティは、共通の基盤なき世界でそれでも人が共に生きる可能性を問い続けた。その哲学から、分極化の時代を生きるための知的作法を鮮やかに引き出す。大好評だった『100分de名著 リチャード・ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』』テキストを大幅改稿。死後に注目された「予言」や主著以外の発言にも光を当て、その思想の先進性をいま問いなおす。著者初の新書! ■目次 1 バラバラな私たちを理解する(私たちは「ことばづかい」でつくられる―「偶然性」とはなにか;黙らせることをめざさない―「アイロニー」と公私の分離) 2 バラバラな世界を直視する(ことばによる「非‐人間化」に抗う―なにが紐帯の基盤になるのか;「われわれ」は拡張できる―「連帯」とはなにか) 3 バラバラなまま共に生きる(分極化した時代をどう生きるか―ローティの「予言」から考える;〈正しさ〉を乗りこなす―「リベラル」を描きなおすために) ■書誌情報 『バラバラな世界で共に生きる―リチャード・ローティの哲学』 サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm 著者:朱喜哲 発行:NHK出版 価格:本体930円+税 ISBN:9784140887608 ■著者プロフィール(本書刊行時のものです。) 朱喜哲[チュヒチョル] 1985年、大阪生まれ。大阪大学招へい准教授。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門はプラグマティズム言語哲学とその思想史。また研究活動と並行して、企業においてさまざまな行動データを活用したビジネス開発に従事し、ビジネスと哲学・倫理学・社会科学分野の架橋や共同研究の推進にも携わっている。

  • 人類の会話のための哲学: ローティと21世紀のプラグマティズム

    ¥4,180

    ■内容 ローティ論・プラグマティズムの新たな地平を開く1冊。国内の論争・国際的な紛争・戦争が絶えない今、人類がどのように「会話」をしうるか。その可能性をローティは古典哲学を乗り越え、プラグマティズムを通して提示している。朱喜哲は、ローティのみならず、ミサック、セラーズ、ブランダム等を通じ、そのローティの哲学を鮮やかな分析で解き明かした。 ■目次 分析哲学史の見直しとリチャード・ローティの立ち位置 第1部 ふたつのプラグマティズム―ミサック対ローティ(ニュープラグマティズムからの異議申し立て;「探求」か「会話」か) 第2部 規範性のプラグマティズム―セラーズからローティへ(分析哲学の規範的転回;セラーズの「規範性」概念を再考する;ローティにおける「理由と因果の二元論」とその克服) 第3部 「文化政治」とプラグマティズム―ローティからブランダムへ(「奈落の際で踊る哲学」としてのネオプラグマティズム;「文化政治」としての推論主義(一)ヘイトスピーチを分析する 「文化政治」としての推論主義(二)感情教育論を明晰化する) “人類の会話”のための哲学 街を歩いていても気づきにくい。目をこらさないと見えてこない。こっそりと進められていく排除のシステム。誰が排除されているのか。どうやって排除しているのか。11人の論客がそれぞれの専門分野の状況を読み解く。 ■書誌情報 『人類の会話のための哲学: ローティと21世紀のプラグマティズム』 サイズ 46判/ページ数 284p/高さ 19cm 著者:朱喜哲 発行:よはく舎 価格:本体3,800円+税 ISBN:9784910327143 ■著者プロフィール(本書刊行時のものです。) 朱喜哲[チュヒチョル] 1985年、大阪生まれ。大阪大学招へい准教授。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門はプラグマティズム言語哲学とその思想史。また研究活動と並行して、企業においてさまざまな行動データを活用したビジネス開発に従事し、ビジネスと哲学・倫理学・社会科学分野の架橋や共同研究の推進にも携わっている。

  • “公正”(フェアネス)を乗りこなす―正義の反対は別の正義か

    ¥2,420

    ■内容 正義は暴走しないし、人それぞれでもない。「正しさ」をめぐる会話の事故はいかにして起こるのか。言語哲学から「正しいことば」の使いにくさの根源を探る。 ■目次 序章 正しいことばの使い方 1 「正義」というテクニック(「正義」の模範運転とジョン・ロールズ;「正義」の前提としての「公正」;道徳教育と「正しいことば」の危険運転;「道徳としての正義」とトランプ現象) 2 「正しいことば」のよりどころ(「会話」を止めるとはどういうことか;「関心」をもつのはいいことか;「自由」を大切に使う;わたしたちの「残酷さ」と政治) 3 「公正」を乗りこなす(理論的なだけでは「公正」たりえない;「公」と「私」をつらぬく正義;「公正」というシステムの責任者;正義をめぐって会話する「われわれ」) ■書誌情報 『“公正”(フェアネス)を乗りこなす―正義の反対は別の正義か』 サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm 著者:朱喜哲 発行:太郎次郎社 価格:本体2,200円+税 ISBN:9784811808604 ■著者プロフィール(本書刊行時のものです。) 朱喜哲[チュヒチョル] 1985年、大阪生まれ。大阪大学招へい准教授。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門はプラグマティズム言語哲学とその思想史。また研究活動と並行して、企業においてさまざまな行動データを活用したビジネス開発に従事し、ビジネスと哲学・倫理学・社会科学分野の架橋や共同研究の推進にも携わっている。

  • 偶然性・アイロニー・連帯―リベラル・ユートピアの可能性

    ¥5,280

    ■内容 人間の連帯は、真理の哲学的な探求によっては不可能である。他者が被る残酷さに対する私たちの感性を拡張することによって、連帯は達成されるのだ。20世紀後半を代表する哲学者が、ありうべき社会はいかに構想されるかという課題を、永遠に自由を実現してゆく終わりなき過程である「リベラル・ユートピア」として描き直す。世界中に大きなセンセーションを巻き起こした「哲学と自然の鏡」の政治哲学的帰結―衝撃の問題作。 ■目次 第1部 偶然性(言語の偶然性;自己の偶然性;リベラルな共同体の偶然性) 第2部 アイロニズムと理論(私的なアイロニーとリベラルな希望;自己創造と自己を超えたものへのつながり―プルースト、ニーチェ、ハイデガー;アイロニストの理論から私的な引喩へ―デリダ) 第3部 残酷さと連帯(カスビームの床屋―残酷さを論じるナボコフ;ヨーロッパ最後の知識人―残酷さを論じるオーウェル;連帯) ■書誌情報 『偶然性・アイロニー・連帯―リベラル・ユートピアの可能性』 サイズ B6判/ページ数 456p/高さ 19cm 著者:ローティ,リチャード 発行:岩波書店 価格:本体4,800円+税 ISBN:9784000004497 ■著者プロフィール リチャード・ローティ リチャード・ローティは1931年10月4日、ニューヨーク市生まれ。 1946年にシカゴ大学哲学部に入学するまでニューヨークとニュージャージ州で育つ。当時同学部には、カルナップ(Rudolph Carnap)やハーツホーン(Charles Hartshorne)、マッケオン(Richard McKeon)などがおり、彼らはみなローティの先生であった。1949年に卒業後も同大学大学院に留まり、ハーツホーンの指導のもとホワイトヘッドをテーマにした研究で1952年に修士号を取得。1952年から1956年にかけてイェール大学に在籍、そこで「可能性の概念 the concept of potentiality」と題された博士論文をウェイス(Paul Weiss)の指導のもと執筆。博士号取得後、2年間の軍役を経て、ウェルスリー大学に着任。その3年後の1961年、プリンストン大学に移り、1982年にヴァージニア大学に移る。ヴァージニア大学ではケナン人文科学教授を務める。その後1998年にスタンフォード大学比較文学部からのオファーを受け、ヴァージニア大学を辞す。またそのキャリアをつうじて、数々の奨学金や学会賞(1981年に『哲学と自然の鏡』でマッカーサー賞)を受賞するとともに、アメリカ哲学会(東部)会長を務め(1979年)、アメリカ学士院(American Academy of Arts and Science)の会員に選出されてもいる(1983年)。2007年6月8日、膵臓ガンの合併症によりカリフォルニア州の自宅にて逝去。

  • 現代プラグマティズム叢書 プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか〈上巻〉

    ¥3,300

    ■内容 プラグマティズムは死なず! 分析哲学とドイツ観念論を経由して、過去から現在に至るプラグマティズムを生き生きと蘇らせる。 ドイツ観念論と英米哲学をプラグマティズムのうちに統合する壮大な構想で注目を集めるブランダム。本書は、揺籃期から現在に至る様々なプラグマティズム観を照応しつつ、自身の哲学を簡明に披瀝した意欲作である。ヘーゲル・リバイバル、言語哲学、心の哲学など広範な分野にまたがるブランダム哲学への手引きとして最良の一冊。 ■目次 序章 ドイツ観念論からアメリカン・プラグマティズムへ―そして再びドイツ観念論へ(カントとヘーゲル;古典的アメリカン・プラグマティズム ほか) 第1章 古典的アメリカン・プラグマティズム―プラグマティストの啓蒙思想とその問題含みの意味論(第二の啓蒙思想;自然と科学についてのふたつのモデル ほか) 第2章 プラグマティズムを分析する―語用論とさまざまなプラグマティズム(語用論と意味論;方法論的プラグマティズム ほか) 第3章 カント的合理論に基づくプラグマティズム―セラーズの経験主義批判におけるプラグマティズム、推論主義、様相(「経験論」における推論主義的でプラグマティズム的な経験主義批判;プラグマティズムと現象主義 ほか) ■書誌情報 『現代プラグマティズム叢書 プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか〈下巻〉』 サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm 著者:ブランダム,ロバート 発行:勁草書房 価格:本体3,000円+税 ISBN: 9784326199808 ■著者プロフィール ブランダム,ロバート[ブランダム,ロバート] [Brandom,Robert Boyce] 1950年ニューヨーク生まれ。1972年にイェール大学を卒業後、1977年にプリンストン大学にてリチャード・ローティとデイヴィッド・ルイスのもとで哲学の博士号(Ph.D.)を取得。1976年にピッツバーグ大学の哲学科助教授に就任し、1991年に正教授に昇進。現在は同大学の哲学特別教授(Distinguised Professor of Philosophy)を務める。ピッツバーグ学派として知られる分析哲学の一潮流を主導する第一人者であり、英語圏におけるヘーゲル再興の立役者としても知られている 加藤隆文[カトウタカフミ] 1985年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪成蹊大学芸術学部講師 田中凌[タナカリョウ] 1991年静岡生まれ。米国コネチカット大学哲学科Ph.D.課程在籍。同大学M.A.課程修了。京都大学大学院文学研究科博士前期課程修了。修士(文学)。M.A.(Philosophy) 朱喜哲[チュヒチョル] 1985年大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪大学社会技術共創研究センター招へい教員ほか 三木那由他[ミキナユタ] 1985年神奈川生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪大学大学院文学研究科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

  • 現代プラグマティズム叢書 プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか〈下巻〉

    ¥3,520

    ■内容 プラグマティズムは死なず! 分析哲学とドイツ観念論を経由して、過去から現在に至るプラグマティズムを生き生きと蘇らせる。 ドイツ観念論と英米哲学をプラグマティズムのうちに統合する壮大な構想で注目を集めるブランダム。本書は、揺籃期から現在に至る様々なプラグマティズム観を照応しつつ、自身の哲学を簡明に披瀝した意欲作である。ヘーゲル・リバイバル、言語哲学、心の哲学など広範な分野にまたがるブランダム哲学への手引きとして最良の一冊。 ■目次 第4章 言語的プラグマティズムと規範についてのプラグマティズム―消去的唯物論からプラグマティズムまで、ローティが遺したひとすじの思想の軌跡(消去的唯物論と規範についてのプラグマティズム;主観的なものについてのプラグマティズムから客観的なものについてのプラグマティズムへ ほか) 第5章 プラグマティズムのボキャブラリー―自然主義と歴史主義を統合する(ローティのボキャブラリー;消去的唯物論 ほか) 第6章 分析プラグマティズムに向けて―意味‐使用分析(古典的な分析プロジェクト;プラグマティズムからの異議 ほか) 第7章 プラグマティズム、表出主義、反表象主義―ローカルな、そしてグローバルなあり方の可能性(プライスの主体自然主義とグローバルな表出主義;ローティのグローバルな反表象主義 ほか) ■書誌情報 『現代プラグマティズム叢書 プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか〈下巻〉』 サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 20cm 著者:ブランダム,ロバート 発行:勁草書房 価格:本体3,200円+税 ISBN:9784326199815 ■著者プロフィール ブランダム,ロバート[ブランダム,ロバート] [Brandom,Robert Boyce] 1950年ニューヨーク生まれ。1972年にイェール大学を卒業後、1977年にプリンストン大学にてリチャード・ローティとデイヴィッド・ルイスのもとで哲学の博士号(Ph.D.)を取得。1976年にピッツバーグ大学の哲学科助教授に就任し、1991年に正教授に昇進。現在は同大学の哲学特別教授(Distinguised Professor of Philosophy)を務める。ピッツバーグ学派として知られる分析哲学の一潮流を主導する第一人者であり、英語圏におけるヘーゲル再興の立役者としても知られている 加藤隆文[カトウタカフミ] 1985年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪成蹊大学芸術学部講師 田中凌[タナカリョウ] 1991年静岡生まれ。米国コネチカット大学哲学科Ph.D.課程在籍。同大学M.A.課程修了。京都大学大学院文学研究科博士前期課程修了。修士(文学)。M.A.(Philosophy) 朱喜哲[チュヒチョル] 1985年大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪大学社会技術共創研究センター招へい教員ほか 三木那由他[ミキナユタ] 1985年神奈川生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪大学大学院文学研究科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

  • リチャード・ローティ1931‐2007―リベラル・アイロニストの思想

    ¥4,180

    ■内容 「哲学」と「政治」を峻別せよ!20世紀アメリカを代表する思想家の全貌。国家を否定し資本主義の暴走を許す、「文化左翼」を徹底批判!ポストモダン的相対主義の先にある、「物語」と「希望」の思想。 ■目次 アメリカ思想とローティ 第1部 ローティの哲学(ローティの生涯と思想形成;認識論的転回と言語論的転回;解釈学的転回) 第2部 ローティによる自由主義の再構築(偶然性の自由主義;「残酷さと苦痛の減少」と「公と私の区別」) 第3部 ローティのプラグマティズム(プラグマティズムとネオ・プラグマティズム;プラグマティズムと脱構築) 第4部 現実への参加(ローティの左翼論とその源流;ローティによる道徳思想の再生) 第5部 ローティの現代的意義(「真理」の物語論的転回) ■書誌情報 『リチャード・ローティ1931‐2007―リベラル・アイロニストの思想』 サイズ B6判/ページ数 356p/高さ 20cm 著者:大賀 祐樹 発行:藤原書店 価格:本体3,800円+税 ISBN: 9784894347038 ■著者プロフィール 1980年生。現在早稲田大学社会科学研究科博士課程在学中。専攻はアメリカの哲学と政治思想、社会思想。経済社会学会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  • ロリータ

    ¥1,155

    ■内容 「ロリータ、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。ロ・リー・タ。…」世界文学の最高傑作と呼ばれながら、ここまで誤解多き作品も数少ない。中年男の少女への倒錯した恋を描く恋愛小説であると同時に、ミステリでありロード・ノヴェルであり、今も論争が続く文学的謎を孕む至高の存在でもある。多様な読みを可能とする「真の古典」の、ときに爆笑を、ときに涙を誘う決定版新訳。注釈付。 ■書誌情報 『ロリータ』 サイズ 文庫判/ページ数 624p/高さ 16cm 著者:ナボコフ,ウラジーミル 発行:新潮社 価格:本体1,050円+税 ISBN:9784102105023 ■著者プロフィール(本書刊行時のものです。) ナボコフ,ウラジーミル[ナボコフ,ウラジーミル][Nabokov,Vladimir] 1899‐1977。帝政ロシア時代のサンクト・ペテルブルグに生まれる。父親は政治家。ロシア革命で祖国を離れ、ベルリン、パリでの亡命生活を経て、1940年にアメリカに渡り、英語でも創作活動を始める。晩年はスイスのモントルーの高級ホテルで暮らした。ロシア・アメリカ文学史上に屹立する異形の大作家 若島正[ワカシマタダシ] 1952年京都市生れ。京都大学大学院文学研究科教授。『乱視読者の帰還』で本格ミステリ大賞、『乱視読者の英米短篇講義』で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  • “迂回する経済”の都市論―都市の主役の逆転から生まれるパブリックライフ

    ¥2,640

    ■内容 企業が利益直結型の開発を追求する一方で、私たちは余白的共用空間に日常の豊かさを求める。経済と公共のジレンマに揺れる都市に、儲けに価値をおかない空間やサービスが最終的に利益をもたらすという逆説的思考=迂回する経済を実装しよう。再開発地、盛り場、郊外住宅地、学生街のフィールドサーベイから切りひらく新境地。 ■目次 序章 “直進する経済”から“迂回する経済”へ 1 “第四の場所”のフィールド・サーベイ(郊外住宅地の路上観察から;人の流れの引き潮と反転する盛り場;“第四の場所”の発見 ほか) 2 “迂回する経済”の構想(パブリックライフの死と生;“直進する経済”と“迂回する経済”;即自性/コンサマトリー―効率化から解き放たれ、体験の豊かさを実感できる都市へ ほか) 3 “迂回する経済”の実践(“迂回する経済”の実践の萌芽を辿る;下北線路街―複数の主体の共同運営が自立自走する経済圏をつくる;早稲田大学キャンパスの反転―コモンズペースを主役とする知の広域圏を考える ほか) 終章 ひとまずの結びに ■書誌情報 『“迂回する経済”の都市論―都市の主役の逆転から生まれるパブリックライフ』 サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm 著者:吉江俊 発行:学芸出版社 価格:本体2,400円+税 ISBN:9784761529123 ■著者プロフィール(本書刊行時のものです。) 吉江俊[ヨシエシュン] 早稲田大学リサーチイノベーションセンター研究院講師。1990年生まれ。2013年早稲田大学建築学科卒業、2015年同大学院創造理工学研究科修了。日本学術振興会特別研究員、ミュンヘン大学訪問研究員、早稲田大学建築学科講師を経て現職。2019年民間住宅開発と地域像の変容に関する研究で博士(工学、早稲田大学)。宮城県加美町や佐賀県多久市のコミュニティ計画作成、民間企業との共同研究(日建設計総合研究所、ジェイアール東日本企画、ポラスグループなど)や、早稲田大学キャンパスマスタープラン作成、東京都現代美術館「吉阪隆正展」企画監修などに携わる。

  • 古里裕美 『TIDE』

    ¥6,000

    関係の写詩── 不確かさの受容から意味を超えて、交差する私たちの存在 「TIDE」 は、古里裕美が2015年から現在に至るまでの約10年間、宮城県石巻市に住むひとりの女性を中心に、共に同時代を生きる人々と、広がる光景、風景へとカメラを向けつづけてきた作品群である。 つかみようのない「現在」に揺らぎながらも、自分たちは生きて存在しているという実感が、写真の中で衝突し、溶けていく。 不確かさの受容から意味を超えて「在る」ことと「現在」の探求を試みる。 本作において印象的なことのひとつは、女性どうしがどの世代においても関係を築き、その結びつきが生の確かな軸となっている姿である。祖母、母、娘、友人、隣人へと静かに受け渡されるまなざしや時間は、個の営みでありながら、たしかに共同の感覚を宿している。 彼女を見つめるその眼差しは、同時にこちらへと返される。 写真のなかで向き合うとき、私たちはどれほど切実に、互いを見返してきただろうか。 海の満ち引きのように、生死や記憶は身の内で絶えず揺れ動いている。 身体の奥から溢れ出るものは、外界の光や風景と呼応しながら流れつづける。 私もまた、ひとつの海である。 「TIDE」 は、そうした内なる潮と外界の起伏が響き合う場として、存在と現在を見つめ直す試みである。切実さと豊かさが交錯するその像は、個の物語を超え、私たちが共に生きる時間の深層へと静かに開かれていく。 ■ 概要 『TIDE』 著者:古里裕美 発行:赤々舎 価格:6,000円+税 ISBN:9784865412192 [著者]古里裕美 1987年生まれ。2018年よりフォトアーキペラゴ写真学校に参加。 主な受賞に、APAアワード2019〈写真作品部門〉佳作(2019)、IMA next #24「MEMORIES」ティム・バーバー選(2021)、塩竈フォトフェスティバル2024 特別賞(2024)。2024年に個展「光になって会いに来て、光になって会いに行く」(WORK CINEMA Paradise)を開催。現在は東京と宮城県を拠点に活動中。

  • 『海を渡って』

    ¥4,400

    ⬛︎内容 “移民”に世界はどう見えているのか。旧満州、ミャンマー、ブラジル、そして日本とを往還する眼が、過去と現在の交点を捉える!第13回Visual Arts Photo Award受賞作品。 ■ 概要 『海を渡って』 著者:鶴崎燃 発行:東京ビジュアルアーツ 価格:4,000円+税 ISBN:9784865410402 [著者]鶴崎燃(ツルサキモユル) 1975年生まれ。愛知県出身。中部大学土木工学科卒業。一度は建設会社に就職するが、写真家になりたい気持ちを抑えられず退職し、2001年、名古屋ビジュアルアーツ写真学科夜間部入学。卒業後1年間の名古屋ビジュアルアーツ職員を経て、2004年、写真家・大石芳野氏の助手となる。7年間助手を務め、現在はフリーとして活動。2009年、三木淳賞奨励賞受賞。2010年、ヤング・ポートフォリオ選出。2015年、ビジュアルアーツフォトアワード大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

  • 『複数性のエコロジー』

    ¥2,600

    ■ 内容 モダニティの終焉からエコロジカルな時代へ 地震、原発問題、無差別殺人、自殺……現在、われわれが感じるこの「生きづらさ」とはなんなのか? 「エコロジー」概念を刷新し世界的な注目を集める思想家ティモシー・モートンは、現代人の生きる空間そのものが「うつの空間」と化しているという。都市空間の「荒廃」を問い続け、ヴェネチア・ビエンナーレ日本館展示にもかかわるなど精力的な活動を続ける著者が、モートンと直接に対話しながら辿り着いた、自分への配慮と、ヒト・モノを含む他者との結びつきの環境哲学。……「人間が、人間だけで生きていることのできていた時代が終わろうとしている」。 ※巻末には日本初公開となるティモシー・モートンのインタビューを収録。 ■ 目次 序章 第1章 アンビエント・エコロジーへ 第2章 荒廃のエコロジー 第3章 「もの」のエコロジー 第4章 幕張ダークエコロジー 第5章 死んでゆく世界と一緒にいること 第6章 内的空間へ 終章 ティモシー・モートン・インタビュー2016 注解 謝辞 ■ 概要 『複数性のエコロジー 人間ならざるものの環境哲学』 四六判、上製カバー装、320頁 著者:篠原雅武 発行:以文社 価格:本体2,600円+税 ISBN:978-4-7531-0335-5 [著者]篠原雅武(しのはら まさたけ) 1975年生。社会哲学、環境学専攻。1999年京都大学総合人間学部卒業。2007年京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。 著書:『空間のために 遍在化するスラム的世界のなかで』(以文社、2011年) 『全-生活論 転形期の公共空間』(以文社、2012年) 『複数性のエコロジー 人間ならざるものの環境哲学』(以文社、2016年) 『人新世の哲学』(人文書院、2018年)など。

  • 『性/生をめぐる闘争』

    ¥3,800

    ■ 内容 熾烈なバックラッシュの背景に何があるのか。台韓における性的マイノリティの運動史を辿り、その達成をフェミニズムとの交差とともに歴史化。冷戦という観点から両国の比較を超えた視野を提示する、クィア・スタディーズの到達点。 ■ 目次 プロローグ 序論  1 はじめに  2 先行研究の検討  3 問い  4 対象と方法  5 構成  6 用語と翻訳 第一部 〈包摂〉をめぐる闘争 第一部 はじめに 第1章 台湾Ⅰ――「ゲイフレンドリーな軍隊」の誕生  1 冷戦と徴兵制  2 軍事主義とジェンダー政治  3 メンバーシップ  4 「合理的配慮」としてのトランスジェンダーの排除?  5 「ゲイフレンドリーな軍隊」の誕生  6 小括 第2章 韓国Ⅰ――「従軍する権利」を求めて  1 国家の軍事化と徴兵制の定着  2 軍事化された男性性とホモソーシャルな社会  3 メンバーシップ  4 「真のトランスジェンダー」とはだれか?  5 「従軍する権利」を求めて  6 小括 第一部 まとめ 第二部 〈解放〉をめぐる闘争 第二部 はじめに 第3章 台湾Ⅱ――「革命いまだ成らず、同志たちよ努力せよ!」  1 はじめに  2 他者の言語、当事者の言語  3 同志運動の興隆と公共空間をめぐる闘争  4 「LGBTフレンドリーな台北」の形成  5 小括 第4章 韓国Ⅱ――「いつか訪れる解放」のために  1 はじめに  2 「変態性欲」から「人権」へ  3 ソウル市児童生徒人権条例――性的マイノリティ運動と生徒人権運動の共闘  4 ソウルクィアパレードの挑戦――「自由で安全なソウル」を求めて  5 小括 第二部 まとめ 第三部 〈権利〉をめぐる闘争 第三部 はじめに 第5章 台湾Ⅲ――「毀家・廃婚」から「婚姻平等」へ  1 はじめに  2 「ジェンダー平等」と婚姻平等   2-1 同性婚法制化をめぐる歴史   2-2 ジェンダー主流化のパラダイム・シフト   2-3 性的マイノリティ運動と民進党の同盟関係  3 「毀家・廃婚」から「婚姻平等」へ   3-1 プロテスタント右派と保守の市民連帯   3-2 「毀家・廃婚」から「婚姻平等」へ  4 小括 第6章 韓国Ⅲ――憎悪の動員と差別禁止法の挫折  1 はじめに  2 フェミニズム、ジェンダー主流化、保守回帰   2-1 民主化と女性運動の発展   2-2 ジェンダー主流化と保守回帰   2-3 「女性優先フェミニズム」とトランス嫌悪言説  3 国家人権委員会の挑戦とバックラッシュの台頭   3-1 国家人権委員会と差別禁止法の推進と挫折   3-2 プロテスタント右派の組織化と憎悪の動員  4 小括 第三部 まとめ 終論  1 性/生をめぐる闘争  2 補論――東アジアと複数形のホモナショナリズム  あとがき  謝辞  初出一覧  参考文献  図表一覧  索引 ■ 概要 『性/生をめぐる闘争 台湾と韓国における性的マイノリティの運動と政治』 四六判、464頁 著者:福永玄弥 発行:明石書店 価格:本体3,800円+税 ISBN:978-4-7503-5868-0 [著者]福永玄弥(ふくなが・げんや) 1983年大阪府生まれ。2005年慶應義塾大学総合政策学部卒業、会社員を経て、2022年に東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程修了。現在、東京大学教養学部附属教養教育高度化機構D&I部門で准教授を務めるほか、都留文科大学で非常勤講師として勤務。専門はフェミニズム・クィア研究、社会学、地域研究(東アジア)。 論考に「男たちの帝国と東アジア」(『エトセトラ vol.10』)、「失敗の留学ノート、あるいは『流氓』をめぐる覚え書き」(『現代思想 2024年11月臨時増刊号』)など。

  • 『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』

    ¥3,300

    ⬛︎内容 読者を開放せよ! 読者に身体を与えよ! 身体の未知なる機能を開拓せよ! 詩を使って身体を解剖し、機能を開拓する——20世紀最大の詩人ポール・ヴァレリーが夢見た「純粋性」とは何だったのか。『カイエ』等の膨大な断片から、作品論、時間論、身体論を再構成する作業を通じて、その謎に迫る。気鋭の研究者による画期的なヴァレリー論。 《しかし、われわれはあまりにも、ヴァレリーを「書くこと」に閉じ込めすぎたのではないか。(……)作品が社会に流通して読者のもとにとどくという事実にヴァレリーはきわめて自覚的であったし、この事実について思考をめぐらした結果、みずからの創造性を、この創造以降のプロセスに賭けていたようにさえ見える。別の言い方をすれば、ヴァレリーの創造行為は、書くという狭義の創造が終わったあとの過程をも含むと考えるべきではないのか。もちろんそれは作者の手のおよばない領域だ。しかし、手がおよばないからこそ可能であるような創造もあるのではないか。ヴァレリーの「もうひとつのプロジェクト」とは、そのような創造後の創造に関わるものだ。》(本文より) ⬛︎目次 序 創造後の創造 Ⅰ 作品 第一章 装置としての作品 第二章 装置を作る Ⅱ 時間 第一章 形式としての「現在」 第二章 抵抗としての「持続」——注意をめぐって 第三章 行為の法則化——リズムをめぐって Ⅲ 身体 第一章 《主観的》な感覚 第二章 生理学 結 注 おわりに——ひとつの夢を本気で見ること ⬛︎概要 『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』 著者:伊藤亜紗 発行:水声社 定価:3000円+税 ISBN:978-4-89176-926-0 四六判上製/280頁 装幀=前田晃伸

  • 『エスニック空間の社会学』

    ¥4,840

    ⬛︎内容 エスニックな観光地「新大久保」の出現は、居住空間としての大久保地域をいかに変容させたのか。定住を要件とする従来の多文化共生論や地域社会像を批判し、住民だけでない多様な人々の共在から成るプロセスとしての、新たな地域社会概念を提起する。 * 日韓両言語のネイティブだからこそできた、韓国出身者へのインタビュー調査も多数掲載されており、資料的価値にも富む。 * 多文化共生の現場として知られる大久保地域と「新大久保」について、観光地化以降の状況を総体的に把握するための研究成果となっている。 ⬛︎目次 まえがき 二〇二三年の夏、「新大久保」を歩く  序章 「新大久保」の出現は何をもたらしたのか 1 「新大久保」出現後の大久保地域 2 大久保地域や「新大久保」はどのように捉えられてきたのか 3 研究課題の設定 4 本書の構成  第1章 移動の時代に「共在」を問う 1 移民/エスニック・コミュニティの形成・発展としての捉え方 2 外国人集住地域における「多文化共生」としての捉え方 3 分析枠組みの設定  第2章 大久保地域と「新大久保」の置かれた文脈 1 日本の外国人政策と地域社会 2 エスニック・コミュニティ/タウンの観光地化 3 新宿・大久保地域の概観 4 調査方法  第3章 居住・生活上のエスニック空間の形成 1 ニューカマー外国人の集住と「多文化共生」の問題化 2 エスニック・コミュニティの形成 3 居住を軸とする秩序の強固さ 4 小括:居住を軸とする生活上の「異質共存」  第4章 観光地「新大久保」の誕生 1 二〇〇〇年代以降の大久保地域の変化 2 韓国系ビジネスの性質変容 3 観光地「新大久保」の特徴 4 小括:重層的なレイヤーとして出現する観光地「新大久保」  第5章 重層的なエスニック空間の危機と変容 1 「新大久保」の衰退と再活性化 2 観光地「新大久保」の維持・管理の企図 3 ビジネスを介した秩序形成の試み 4 小括:社会関係の重層構造とその変容に見る「地域社会」の再編  終章 編み直され続ける「地域社会」 1 エスニックな観光地「新大久保」の成立・展開と「地域社会」 2 動態的な秩序形成過程としての「地域社会」という可能性 3 移民・エスニシティ研究と都市社会学の交差点 4 課題と今後の展望 注 あとがき 文献一覧/事項索引/人名索引    装幀=加藤賢一 ■ 概要 『エスニック空間の社会学』 著者:申 惠媛(シン ヒェウォン) 発行:新曜社 価格:4,400円+税 ISBN:978-4-7885-1832-2 [著者プロフィール] 宇都宮大学 国際学部 国際学科 助教

  • 『クィア・アクティビズム』

    ¥1,980

    ⬛︎内容 「LGBT」「多様性」理解のその先へ―― これからの時代のジェンダー/セクシュアリティを 考えるための新教養、超入門編 女性や性的マイノリティは歴史の中でいかに闘い、どのような困難に直面したのか。想定されていなかった様々な“差異”に出会った時、そこに新たな連帯の可能性の領野が広がる―― あらゆる境界線を疑い、多様な性/生の在り方を問い直す ⬛︎目次 第1章  アメリカ独立宣言とリベラル・フェミニズム 第2章  1960 年代のアメリカと性革命 第3章  ラディカル・フェミニズムとレズビアン・フェミニズムの勃興 第4章  病気としての同性愛から抵抗へ 第5章  アイデンティティとプライド 第6章  エイズの流行 第7章  エイズ・アクティビズム 第8章  クィア・スタディーズの理論とその背景 第9章  同性婚と軍隊 第10章 性別を越境する ■ 概要 『クィア・アクティビズム』 著者:新ヶ江 章友 発行:花伝舎 価格:1,800 円+税 ISBN:978-4-7634-2002-2 [著者プロフィール] 新ヶ江 章友(しんがえ・あきとも) 1975年生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科修了、博士(学術)。 カリフォルニア大学バークレー校人類学部客員研究員、エイズ予防財団リサーチ・レジデント、名古屋市立大学男女共同参画推進センター特任助教を経て、現在、大阪市立大学大学院都市経営研究科/人権問題研究センター教授。 著書として、『日本の「ゲイ」とエイズ-コミュニティ・国家・アイデンティティ』(青弓社、2013年)。

  • 『ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?』

    ¥3,960

    ⬛︎内容 1959年の開館以来、国立西洋美術館で初となる現代美術展の 参加作家によるインタビュー集 【展覧会主旨】 国立西洋美術館は、主として20世紀前半までの西洋美術作品を収蔵/保存/展示しており、いわゆる「現代美術」は存在しません。 けれども、1959年に松方コレクションを母体として開館した国立西洋美術館の成立前史の記憶を紐解いてみると、この美術館はむしろ、開館以後の時間を生きるアーティストらが所蔵作品によって触発され、未来の芸術をつくってゆける刺激の場になってほしいという想いを託されながらに建ったということができます。 しかしながら、国立西洋美術館がそうした「未来の芸術」を産み育てる土壌となりえてきたのかどうかは、これまで問われていません。本展は、当館の自問であると同時に、多様なアーティストたちにその問いを投げかけ、そして、展示室を訪れてくださるみなさんとともに考えたい問いにほかなりません。 【参加作家】 飯山由貴│梅津庸一│遠藤麻衣│小沢剛│小田原のどか│坂本夏子│杉戸洋│鷹野隆大│竹村京│田中功起│辰野登恵子│エレナ・トゥタッチコワ│内藤礼│中林忠良│長島有里枝│パープルーム(梅津庸一+安藤裕美+續橋仁子+星川あさこ+わきもとさき)│布施琳太郎│松浦寿夫│ミヤギフトシ│ユアサエボシ│弓指寛治 ⬛︎概要 『ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?』 発行:美術出版社 価格:3600円+税 ISBN:978-4-568-10577-3

  • 『コモンズとしての都市祭礼』

    ¥5,060

    ⬛︎内容 縮小する地方都市の伝統は現代においていかに継承されるのか。近世以来の祭礼を通じて負担と名誉を分ちあう「町内」社会の変容とダイナミズム、観光や文化財行政を通じて編成される都市のネットワークを、コモンズ論の視点から分析する気鋭の挑戦。 ⬛︎目次 コモンズとしての都市祭礼 目次 第Ⅰ部 課題の設定と分析視角 第1章 本書の目的と研究の視角    第1節 課題の設定    第2節 研究対象と分析の視角    第3節 本書の構成     第2章 都市社会学における「町内」社会研究の不在とその可能性    第1節 戦後日本の都市社会学における「町内」    第2節 都市社会学における「家」と「町内」社会    第3節 都市民俗学と都市人類学における都市研究     第3章 本書の分析視角コモンズとしての都市祭礼    第1節 地域資源の利用と管理を通じた生活共同    第2節 コモンズ論からの都市祭礼へのアプローチ    第3節 分析視角都市祭礼の構成資源の調達と用益の創出・配分をめぐる社会関係     第Ⅱ部 都市祭礼を構成する諸資源・用益と祭礼の伝承メカニズム 第4章 山組における家と世代祭礼をめぐるコンフリクトとダイナミズム    第1節 山組内での祭礼の管理におけるコンフリクトの意味    第2節 祭礼における若衆たちの負担と祭礼の準備A町を事例として    第3節 祭礼における家・世代間の負担と名誉の配分    第4節 積極的に楽しまれ創出されるコンフリクト    第5節 マニュアルなき祭礼の管理と伝統のダイナミズム 第5章 山組間における対抗関係の管理と興趣の生産・配分裸参りを手がかりとして    第1節 複数の町内間における対抗関係の管理    第2節 裸参りの持つ意味とその手順    第3節 裸参りにおけるルールと喧嘩のプロセス    第4節 見物人の存在と対抗関係への作用    第5節 対抗関係の管理における暗黙の了解と協力 第6章 シャギリをめぐる山組間の協力と山組組織の再編    第1節 シャギリの調達を通した山組組織の再編    第2節 雇いシャギリの確保の困難と囃子保存会結成への動き    第3節 山組内でのシャギリ方の育成と山組の継承システムへの影響    第4節 シャギリを通じた祭礼の開放と人的資源の調達の変容 第7章 若衆たちの資金調達と社会的ネットワークの活用    第1節 祭礼における町内・町内間を越えた社会的ネットワークの活用    第2節 祭礼をめぐる資金の調達と若衆のネットワーク    第3節 協賛金獲得へのとりくみと用いられるネットワーク    第4節 協賛金集めの不合理性が持つ意味    第5節 社会関係資本の表象としての資金と相互給付関係、社会的ネットワーク 第8章 曳山をめぐる共同性と公共性共有資産としての曳山の管理とその変容    第1節 曳山の管理と公共的な用益の提供    第2節 1980年代以前の曳山の管理をめぐる社会関係    第3節 中心市街地の衰退と曳山博物館構想の曲折    第4節 文化財という文脈の活用と曳山の管理をめぐる矛盾    第5節 公(共)的な意味づけを活用した共同的な管理 第Ⅲ部 コモンズとしての都市祭礼/地域社会/公共性 第9章 観光・市民の祭り・文化財公共的用益の活用と祭礼の意味づけの再編成    第1節 祭礼の公共的用益への提供とその再編成    第2節 戦前期大衆観光の流行と祭典補助費1924年~1937年    第3節 観光資源という文脈の活用と市財政への依存1950年~1965年    第4節 協賛会の設立と財団法人化の挫折1966年~1978年    第5節 文化財指定と複数の公共的文脈の併存1979年以後    第6節 公共的な用益を通じた諸資源の獲得と地域社会における関係性の広がり 第10章 本書における知見の整理と結論    第1節 都市祭礼を通してみる社会関係とネットワークの変容    第2節 コモンズとしての都市祭礼    第3節 都市社会学に対する本書の意義    第4節 本書の課題と展望 注 近現代長浜曳山祭年表 あとがき 参考文献 索引    装幀・加藤賢一 ⬛︎概要 『コモンズとしての都市祭礼』 著者:武田 俊輔 発行:新曜社 価格:4,600 円+税 ISBN:978-4-7885-1629-8

  • 『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』

    ¥924

    ■ 内容 【24歳の著者が挑む!日本の「いま」を切り取ったチェーンストア都市論】 私たちの生活に欠かせないチェーンストアは都市を均質にし、街の歴史を壊すとして批判を受けてきた。 だが、チェーンは本当に都市を壊したのだろうか。 1997年生まれの若き「街歩き」ライターはその疑問を明らかにすべく、32期連続増収を続けるディスカウントストア、ドン・キホーテを巡った。 そこから見えてきたのは、チェーンストアを中心にした現代日本の都市の姿と未来の可能性である。 ドンキの歴史や経営戦略を社会学や建築の視点から読み解きながら、日本の「いま」を見据える。 ■ 目次 序章:日本中がチェーンストア チェーンのイメージをときほぐす 第一章:なぜ過剰な外観は生まれるのか レヴィ=ストロースが語るドンペン/なぜドンキの外観はさまざまなのか 第二章:都市のなかの「ジャングル」 「ジャングル」としての店舗構造/驚くほど似ているドンキとヴィレヴァン/コンビニとどう共存するか 第三章:チェーンストアは新たな地域共同体である ヤンキーとDQNとドンキと/「呼び込み君」が私たちに伝えてくれているもの/地域共同体のなかに生まれる新しい共同体 第四章:ドンキから見える日本のいま チェーンは歴史を壊すのか?/ドンキ的な資本主義のルートへ 終章:チェーンストアの想像力 チェーンが生み出す「ゆるやかな連帯感」/オンライン化する世界におけるチェーンストアの可能性 ■ 概要 『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』 著者:谷頭和希 発行:集英社 価格:840円+税 ISBN:978-4-08-721204-4 【著者略歴】 谷頭和希(たにがしらかずき) ライター。1997年生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業後、早稲田大学教育学術院国語教育専攻に在籍。デイリーポータルZ、オモコロ、サンポーなどのウェブメディアにチェーンストア、テーマパーク、都市についての原稿を執筆。批評観光誌『LOCUST』編集部所属。2017年から2018年に「ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第三期」に参加し宇川直宏賞を受賞。本作が初の著書。

  • 『ニセコ化するニッポン』

    ¥1,650

    ■ 内容 Z世代ジャーナリストが論じる令和の都市論・消費論 コロナ禍を経て、明らかに変わった日本 私たちは何に幸せを求めるのか? SNS時代の分断は、都市をどう変えるのか? ■ 目次 はじめに ニッポンであってニッポンではない場所「ニセコ」 第1章 「ニセコ化」とはなにか それはニセコだけで起こっているものではない 第2章 「ニセコ化」する都市 「ニッポン・テーマパーク」から渋谷まで 第3章 成功の鍵は「ニセコ化」にあった スタバ、びっくりドンキー、丸亀製麺 第4章 なぜ今、「ニセコ化」が生まれたのか ディズニーとマーケティングが手を結ぶ 第5章 「ニセコ化」の波に乗れない企業とは ヨーカドー、ヴィレヴァンがマズい理由 第6章 「ニセコ化」の裏ですすむ「静かな排除」 居心地の悪さを感じる人たち 終章  誰も「ニセコ化」からは逃れられない 「推し活」と「キャラ化」で失われたもの ■ 概要 『ニセコ化するニッポン』 著者:谷頭和希 発行:KADOKAWA 価格:1,500円+税 ISBN:978-4-04-115512-7 [著者プロフィール] 谷頭 和希 (タニガシラ カズキ) 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家。チェーンストアやテーマパーク、都市再開発などの「現在の都市」をテーマとした記事・取材等を精力的に行う。「いま」からのアプローチだけでなく、「むかし」も踏まえた都市の考察・批評に定評がある。著書に『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』他。現在、東洋経済オンラインや現代ビジネスなど、さまざまなメディア・雑誌にて記事・取材を手掛ける。メディア出演に「めざまし8」(フジテレビ)や「Abema Prime」(Abema TV)、「STEP ONE」(J-WAVE)などがある。

  • 『ひび割れた日常』

    ¥1,760

    ■ 内容 未曾有の危機を前にして、私たちは「何を考えればよいのか」を見失ってしまった――。 「人間の想像力の果て」からやってきたウイルスによって、我々の日常に無数のひびが走った。 消せない不安と変化を余儀なくされた日々の営みを前に、思考の足場をどこに築けば良いのか。 生命、自然、生と死、共生と敵対。 いま浮上する課題をめぐって、三人の異才がアイディアを持ち寄り、変奏し、問いを深めていくリレーエッセイ。 ■ 目次 Ⅰ ・はじめに――禍の街から、生命と自然のゆくえを見つめる ・ウイルスは我々に何を伝えに来たのか ・植物の時間 ・足し算的時間と合理のひび割れ ・元の日常という脅威 ・人間の体と植物の体 ・〈凝固した日常〉を突き刺すもの ・被造物の底 ・体を失う日 ・「いる」の喪失とは何か? ・死の無力さと分身の持つ力 ・コロナさん ・ようこそコロナちゃん ・聖なるもの ・垂直の家族、水平の家族 ・コロナとはうまくやっていけるかもしれないが、人間同士ではそうではないのかもしれない ・ヒトと人 ・グラブとアンパン ・アニミズム思考のほうへ ・二つの小説 ・意味の非人間性 ・覚知される世界、コロナの迷い ・堆肥男 ・胎盤とバースデーケーキ Ⅱ リレーエッセイを終えて ・生の全体性を取り戻す ・帯状疱疹ウイルスと私 ・想像力の果てからやってきた使者 ひび割れた日常を生きるためのブックガイド ■ 概要 『ひび割れた日常』 著者:伊藤 亜紗・奥野 克巳 ・吉村 萬壱 発行:亜紀書房 価格:1,600円+税 ISBN:978-4-7505-1674-5 [著者プロフィール] 伊藤 亜紗 (イトウ アサ) (著) 1979年生まれ。東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター、リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は美学、現代アート。もともと生物学者を目指していたが、大学3年次より文転。2010年に東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻美学芸術学専門分野博士課程を単位取得のうえ退学。同年、博士号を取得(文学)。 主な著作に『手の倫理』(講談社メチエ)、『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)、『どもる体』(医学書院)、『記憶する体』(春秋社)など。WIRED Audi INNOVATION AWARD 2017、第13回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody 賞(2020)受賞。 奥野 克巳 (オクノ カツミ) (著) 1962年生まれ。20歳でメキシコ・シエラマドレ山脈先住民テペワノの村に滞在し、バングラデシュで上座部仏教の僧となり、トルコのクルディスタンを旅し、インドネシアを一年間経巡った後に文化人類学を専攻。1994~95年に東南アジア・ボルネオ島焼畑民カリスのシャーマニズムと呪術の調査研究、2006年以降、同島の狩猟民プナンとともに学んでいる。現在、立教大学異文化コミュニケーション学部教授。 著作に、『モノも石も死者も生きている世界の民から人類学者が教わったこと』、『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(以上、亜紀書房)、『マンガ人類学講義』など多数。共訳書に、エドゥアルド・コー ン著『森は考える』、レーン・ウィラースレフ著『ソウル・ハンターズ』、ティム・ インゴルド著『人類学とは何か』(以上、亜紀書房)など。 吉村 萬壱 (ヨシムラ マンイチ) (著) 1961年愛媛県生まれ、大阪府育ち。1997年、「国営巨大浴場の午後」で京都大学新聞社新人文学賞受賞。2001年、『クチュクチュバーン』で文學界新人賞受賞。2003年、『ハリガネムシ』で芥川賞受賞。2016年、『臣女』で島清恋愛文学賞受賞。 最新作に『出来事』(鳥影社)。

  • 『ヒューマンカインド-人間ならざるものとの連帯-』

    ¥3,960

    ■ 内容 さまざまな生物種そして無機物までも含み込むコミュニズムはいかに可能か。独自の「オブジェクト指向存在論」(OOO)によってエコロジー概念を更新し、哲学のみならず美術・建築界からも世界的な注目を集める気鋭の思想家が、マルクスの大胆な再解釈を通して人間と〈人間ならざるもの〉との連帯の哲学を構築する。 ■ 目次 序章 共有のもの  エコロジカルな代名詞はどこにあるのか  何がマルクスをバグらせるのか  切断  左派の全体論  コミュニズムの亡霊につきまとうもの  同情のもと、共感のもと  ネオリベラリズムと惑星規模の目覚め  理性を失う 第1章 生  邪悪な生――家父長的な生と死んでいない対象 第2章 亡霊たち  亡霊の現象学  踊る人間ならざるもの  エコロジカルな同期 attunement の亡霊的な化学反応  X存在  行為することと行動すること、未来と過去  我疑う、ゆえに私はあなたと連帯する  美はつきまとわれている  穴のあいた世界  様相的存在  亡霊的な政治の空間 第3章 沈越  見えざる神々について  人類は沈越的な全体である  真実は真実らしさを沈越する  エコロジカルな経済――快楽を多数化していく 第4章 種  人間性なき人間  自然を粉砕し、人工を粉砕せよ  亡霊的な広がりの冒険――人種差別主義と種差別主義 第5章 類的・親切であること  魅惑  私たちは彼らである  重力から軽さへ  それは可能ではない。いや違う、そうするしかない。  誤った人間中心主義  アドルノの恐竜  相互扶助  ロックする――新しい行為の理論  注  訳者解題  人名索引 ■ 概要 『ヒューマンカインド-人間ならざるものとの連帯-』 著者:ティモシー・モートン 翻訳:篠原 雅武 発行:岩波書店 価格:3600円+税 ISBN:978-4-00-024547-0 [著者プロフィール] ティモシー・モートン(Timothy Morton) 1968年ロンドン生まれ.オクスフォード大学マグダレン・カレッジにて博士号を取得.現在,米ライス大学教授.著書に All Art Is Ecological (2021), Spacecraft (2021), Being Ecological (2018), Dark Ecology(2016), Hyperobjects (2013)ほか多数.また地球温暖化をテーマにしたドキュメンタリー映画 Living in the Future's Past(S. クセラ監督,2018年)ではジェフ・ブリッジスと脚本を共同執筆し,出演もしている.本書は『自然なきエコロジー』(篠原訳,以文社 2018年,原著は Ecology without Nature, 2007)に続く邦訳となる. [訳者プロフィール] 篠原雅武(しのはら まさたけ) 1975年神奈川県生まれ.京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了.博士(人間・環境学).専攻は哲学,環境人文学.現在,京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定准教授.著書に『複数性のエコロジー』(以文社 2016年),『人新世の哲学』(人文書院 2018年),『「人間以後」の哲学』(講談社選書メチエ 2020年)ほか多数.主な訳書に『社会の新たな哲学』(マヌエル・デランダ著,人文書院 2015年)

  • 『クリティカル・ワード ファッションスタディーズ 私と社会と衣服の関係』

    ¥2,420

    ■ 内容 ファッションを読み解く23のキーワードと、 さらに深く知るための11の分野のブックガイド。 現代文化を考えるうえで知っておきたい基本と、 多様な視点・アプローチを学ぶことができる、 さらに先を考えるためのヒントが満載の、 新時代のファッションスタディーズの入門書が登場 ファッションは「時代を映す鏡」だと言われています。社会状況や文化の変容にともない、ファッションを取り巻く状況も大きく変化しています。流行の変遷や資本主義グローバリズムの加速、その反省や批判的視点からもたらされたサステナビリティやエコロジーへの意識、多様性/ジェンダー/マイノリティへの多角的な視座といった、現代社会において最重要である問題は、ファッションの分野から新たな事例や議論が生まれ続けていると言っても過言ではありません。さらに、3DプリンターやAR/VR等、テクノロジーの進化や成熟がもたらすファッションの新たな可能性と展開は常に注目を集めており、その一方で、人間の身体性の再考の重要性も議論されています。このように、ファッションについて考えることは、現代文化のあり方を多角的に考えることにもなると言えるでしょう。 本書は、「ファッションスタディーズ」という分野について、その歴史や文脈と紐付けながら、理論や事項をマッピング・整理し直すことで、ファッションスタディーズの新たな射程を見通すことを試みた、まったく新しい「ファッションスタディーズ入門」です。 現代ファッションをとりまくものの多様性・横断性に特に注目し、哲学、社会学、文化人類学、メディア論、ジェンダー論、環境学、デザイン論といった、多様な分野とファッションの結びつきを照らし出します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◆シリーズ[クリティカル・ワード] 現代社会や文化および芸術に関わるさまざまな領域を、[重要用語]から読み解き学ぶことを目指したコンパクトな入門シリーズです。 基本的かつ重要な事項や人物、思想と理論を網羅的に取り上げ、歴史的な文脈と現在的な論点を整理します。もっと深く理解し、もっと面白く学ぶために必要な基礎知識を養い、自分の力で論じ言葉にしていくためのヒントを読者に提供する新しい入門書です。 ■ 目次 はじめに 蘆田裕史 第1部 理論編──過去から現在にわたるファッションのとらえ方  1 流行 香室結美  2 消費 藤嶋陽子  3 メディア 平芳裕子  4 コミュニケーション 高馬京子  5 アイデンティティ 宮脇千絵  6 ジェンダー 西條玲奈  7 身体 小澤京子  8 テクノロジー 水野大二郎 第2部 事例編──ファッションを理解するための重要トピック  個とグローバリゼーション   1 民族衣装 宮脇千絵   2 ストリートファッション 有國明弘   3 ルッキズム 蘆田裕史   自己の演出   4 映画と衣裳 北村匡平   5 宗教と衣服 野中葉   6 ヴァーチャルファッション 難波優輝  規範と作法   7 ドレスコード 赤阪辰太郎   8 コピー 朝倉三枝   9 子ども服 新實五穂  価値のシステム   10 セレブリティ/インフルエンサー 田中里尚   11 ブランド 菊田琢也   12 文化の消費 田本はる菜  サステナビリティ   13 グローバルマーケットと生産 南出和余   14 リサイクルとバイオファッション 川崎和也   15 天然繊維 落合雪野 第3部 文献で読みとくファッションスタディーズ(分野別ブックガイド)  1 哲学・美学 赤阪辰太郎  2 社会学 田中里尚  3 文化人類学 中谷文美  4 ファッション史・服飾史 鈴木彩希  5 批評 五十棲亘  6 メディア論 五十棲亘  7 記号論 ⾼橋⾹苗・劉芳洲  8 ジェンダー論 関根麻里恵  9 環境学 平田英子  10 デザイン論 川崎和也  11 身体論 村上由鶴 人名索引 事項索引 ■ 概要 『クリティカル・ワード ファッションスタディーズ 私と社会と衣服の関係』 著者:五十棲亘 、小澤京子、北村匡平、西條玲奈、鈴木彩希、 関根麻里恵、難波優輝、平芳裕子、ほか(分担執筆)蘆田裕史、藤嶋陽子、宮脇千絵(編著) 発行:フィルムアート社 価格:2200+税 ISBN:978-4-8459-2109-6 [著者プロフィール] 蘆田裕史 (アシダヒロシ) (編著) 京都精華大学デザイン学部准教授/副学長。専門はファッション論。著書に『言葉と衣服』(アダチプレス、二〇二一年)。訳書にアニェス・ロカモラ&アネケ・スメリク編『ファッションと哲学──16人の思想家から学ぶファッション論入門』(監訳、フィルムアート社、二〇一八年)などがある。ファッションの批評誌『vanitas』(アダチプレス)編集委員、本と服の店「コトバトフク」の運営メンバーも務める。 藤嶋陽子 (フジシマヨウコ) (編著) 東京大学学際情報学府博士課程、理化学研究所革新知能統合研究センター(AIP)研究パートタイマー。専門は文化社会学、ファッション研究。共著に『ソーシャルメディア・スタディーズ』(北樹出版、二〇二一年)、共訳に『ファッションと哲学──16人の思想家から学ぶファッション論入門』(フィルムアート社、二〇一八年)などがある。 宮脇千絵 (ミヤワキチエ) (編著) 南山大学人類学研究所准教授。専門は文化人類学。著書に『装いの民族誌──中国雲南省モンの「民族衣装」をめぐる実践』(風響社、二〇一七年)、論文に“‘New Style’ of Ethnic Clothing: Dress between Tradition and Fashion among the Hmong in Yunnan, China” (Nakatani, Ayami ed., Fashionable Traditions: Asian Handmade Textiles in Motion, Lexington Books, 2020)などがある。 赤阪辰太郎 (アカサカシンタロウ) (著) 大阪大学人間科学研究科助教。専門は哲学・現象学。論文に「前期サルトルにおける他者の出現」(『現象学年報』第三四号、二〇一八年)。訳書にマルク・リシール&サシャ・カールソン『マルク・リシール現象学入門──サシャ・カールソンとの対話から』(共訳、ナカニシヤ出版、二〇二〇年)などがある。 朝倉三枝 (アサクラミエ) (著) フェリス女学院大学国際交流学部教授。専門は西洋服飾史、ファッション文化論。著書に『ソニア・ドローネー──服飾芸術の誕生』(ブリュッケ、二〇一〇年)、共著に『フランス・モード史への招待』(悠書館、二〇一六年)。論文に「リトル・ブラック・ドレス再考」(『ユリイカ』二〇二一年七月号〈特集゠ココ・シャネル〉)など。 有國明弘 (アリクニアキヒロ) (著) 大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程/大学等非常勤講師。専門は社会学、文化研究。主著に「学校で踊る若者は「不良」か?──ストリートダンスはどのようにして学校文化に定着したか」(『新社会学研究』第五号、新曜社、二〇二一年)。『ふれる社会学』(二〇一九年)、『ガールズ・メディア・スタディーズ』(ともに北樹出版、二〇二一年)にも寄稿。 五十棲亘 (イソズミセン) (著) 神戸大学大学院人間発達環境学研究科博士課程後期課程。専門はファッション文化論・表象文化論、とりわけファッションと批評の歴史や理論に関わる研究。論文に「1950年代の服飾文化と「教養」の言説──文化服装学院での事例を中心に」(『社藝堂』第八号、二〇二一年)がある。 小澤京子 (オザワキョウコ) (著) 和洋女子大学人文学部教授。専門は表象文化論、とりわけ空間と身体にまつわるイメージ・言説分析。著書に『ユートピア都市の書法──クロード゠ニコラ・ルドゥの建築思想』(法政大学出版局、二〇一七年)など。論考に「フィルムのなかのシャネル」(『ユリイカ』二〇二一年七月号〈特集゠ココ・シャネル〉)などがある。 落合雪野 (オチアイユキノ) (著) 龍谷大学農学部教授。専門は民族植物学、東南アジア研究。共著論文に“Job’s Tears: A Natural Beads in Textiles of Mainland Southeast Asia”, Textile Asia 8(2): 18–25, 2016、共編著に『ものとくらしの植物誌──東南アジア大陸部から』(臨川書店、二〇一四年)、共著書に『アオバナと青花紙──近江特産の染料植物をめぐって』(サンライズ出版、一九九八年)などがある。 香室結美 (カムロユミ) (著) 熊本大学文書館特任助教。専門は文化人類学。著書に『ふるまいの創造──ナミビア・へレロ人における植民地経験と美の諸相』(九州大学出版会、二〇一九年)、論文に「ファッションの街、熊本?」(『大学的熊本ガイド──こだわりの歩き方』昭和堂、二〇一七年)などがある。 川崎和也 (カワサキカズヤ) (著) Synflux株式会社代表取締役CEO。スペキュラティブ・ファッションデザイナー。専門はデザインリサーチとファッションデザインの実践的研究。H&Mファウンデーション主催グローバルチェンジアワードなど受賞多数。編著に『SPECULATIONS──人間中心主義のデザインをこえて』(ビー・エヌ・エヌ新社、二〇一九年)がある。 菊田琢也 (キクタタクヤ) (著) 昭和女子大学環境デザイン学科専任講師。専門は文化社会学、近現代ファッション史。共著に『相対性コム デ ギャルソン論──なぜ私たちはコム デ ギャルソンを語るのか』(フィルムアート社、二〇一二年)など、論文に「女性にパンタロンを──イヴ・サンローランと1968年」(『人文学報』、東京都立大学、二〇一九年)などがある。 北村匡平 (キタムラキョウヘイ) (著) 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は映像文化論、メディア論、表象文化論。著書に『アクター・ジェンダー・イメージズ──転覆の身振り』(青土社、二〇二一年)、『24フレームの映画学──映像表現を解体する』(晃洋書房、二〇二一年)、『美と破壊の女優 京マチ子』(筑摩書房、二〇一九年)などがある。 高馬京子 (コウマキョウコ) (著) 明治大学情報コミュニケーション学部准教授。専門は超域文化論(ファッション・ジェンダー・メディア研究)。共編著に『越境するファッションスタディーズ』(ナカニシヤ出版、二〇二二年)、『転生するモード──デジタルメディア時代のファッション』(特集編集、新曜社、二〇一九年)など。Critical Studies In Fashion & Beauty Editorial Board (Intellect) を務める。 西條玲奈 (サイジョウレイナ) (著) 大阪大学文学部助教。専門は分析哲学。論文に「シス特権とトランス嫌悪言説の分析」(『メタフュシカ』大阪大学大学院文学研究科哲学講座、五一号、二〇二〇年)「人工物がジェンダーをもつとはどのようなことなのか」(『立命館大学人文科学研究所紀要』二一六号、二〇一九年)など。 鈴木彩希 (スズキサキ) (著) 神戸大学大学院人間発達環境学研究科博士課程後期課程在籍。専門は日本ファッション史、ファッション文化論。主な論文に「戦後日本における着物の改良をめぐる流行創出の試み──田中千代の「ニュー・きもの」を中心に」(服飾美学会、二〇二〇年)。ファッションの批評誌『vanitas』(アダチプレス)編集補助などを務める。 関根麻里恵 (セキネマリエ) (著) 学習院大学大学院人文科学研究科身体表象文化学専攻助教。専門は表象文化論。『vanitas』(アダチプレス、二〇一三年)ほか、『ユリイカ』『現代思想』などに寄稿。共著に『ポスト情報メディア論』(ナカニシヤ出版、二〇一八年)、共訳に『ファッションと哲学──16人の思想家から学ぶファッション論入門』(フィルムアート社、二〇一八年)などがある。 髙橋香苗 (タカハシカナエ) (著) 東京大学社会科学研究所特任研究員、明治大学大学院情報コミュニケーション研究科博士後期課程。専門は家族社会学、文化社会学。論文に「女性誌のフォーマル・ファッション記事からみる母親の規範──ギャルママのファッションは逸脱なのか」(『家族研究年報』第四四巻、二〇一九年)などがある。 田中里尚 (タナカノリナオ) (著) 文化学園大学服装学部准教授。専門は服装の価値や規範に関する日本近代史/ファッションメディア史。著書に『リクルートスーツの社会史』(青土社、二〇一九年)。訳書にケイト・フレッチャー&リンダ・グロース『循環するファッション』(共監訳、文化出版局、二〇一四年)などがある。 田本はる菜 (タモトハルナ) (著) 北海道大学アイヌ・先住民研究センター特任助教。専門は文化人類学。著書に『山地のポスト・トライバルアート──台湾原住民セデックと技術復興の民族誌』(北海道大学出版会、二〇二一年)、分担執筆に「先住民とメディア生産──台湾原住民をめぐる2つの映像作品から」(『モノとメディアの人類学』ナカニシヤ出版、二〇二一年)などがある。 中谷文美 (ナカタニアヤミ) (著) 岡山大学文明動態学研究所教授。専門は文化人類学、ジェンダー論。著書に『オランダ流ワーク・ライフ・バランス』(世界思想社、二〇一五年)、『「女の仕事」のエスノグラフィ──バリ島の布・儀礼・ジェンダー』(世界思想社、二〇〇三年)、編著に『仕事の人類学』(世界思想社、二〇一六年)、Fashionable Traditions (Lexington Books, 2020) などがある。 難波優輝 (ナンバユウキ) (著) newQ。SFプロトタイパー。専門は分析美学とポピュラー文化、SF。共編著に『SFプロトタイピング──SFでイノベーションを生み出す新戦略』(早川書房、二〇二一年)、短編小説に「多元宇宙的絶滅主義」(樋口恭介編『異常論文』、早川書房、二〇二一年)がある。企業や教育機関と協働でSFプロトタイピングを行なう。 新實五穂 (ニイミイホ) (著) お茶の水女子大学基幹研究院人文科学系准教授。専門は西洋服飾論。著書に『社会表象としての服飾──近代フランスにおける異性装の研究』(東信堂、二〇一〇年)、共著に『フランス・モード史への招待』(悠書館、二〇一六年)、編著に『歴史のなかの異性装』(勉誠出版、二〇一七年)などがある。 野中葉 (ノナカヨウ) (著) 慶應義塾大学総合政策学部准教授。専門は地域研究(インドネシア)。主な関心は同地域におけるイスラームの受容と広がり。著書に『インドネシアのムスリムファッション──なぜイスラームの女性たちのヴェールはカラフルになったのか』(福村出版、二〇一五年)など。 平田英子 (ヒラタハナコ) (著) 慶應義塾大学総合政策学部卒。ライター、ファッション・リサーチャー。専門はサステナブル・ファッション。「Fashion Tech News」への寄稿のほか、翻訳に「シャネルとそのライバルたち」(ヴァレリー・スティールの講演、『ユリイカ』二〇二一年七月号〈特集゠ココ・シャネル〉)などがある。 平芳裕子 (ヒラヨシヒロコ) (著) 神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授。専門は表象文化論、ファッション文化論。著書に『まなざしの装置──ファッションと近代アメリカ』(青土社、二〇一八年)、共著に『新修神戸市史──生活文化編』(神戸市、二〇二〇年)、『西洋近代都市と芸術1 ローマ──外国人芸術家たちの都』(竹林舎、二〇一三年)などがある。 水野大二郎 (ミズノダイジロウ) (著) 京都工芸繊維大学特任教授/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授。専門はデザインリサーチなど。著書に『サーキュラーデザイン──持続可能な社会をつくる製品・サービス・ビジネス』(共著、学芸出版社、二〇二二年)など。ファッションの批評誌『vanitas』(アダチプレス)編集委員も務める。 南出和余 (ミナミデカズヨ) (著) 神戸女学院大学文学部英文学科准教授。専門は文化人類学、映像人類学、バングラデシュ研究。著書に『「子ども域」の人類学──バングラデシュ農村社会の子どもたち』(昭和堂、二〇一四年)、映像作品(民族誌映画)に『教育第一世代』(二〇一六年)などがある。二〇二〇年大同生命地域研究奨励賞受賞。 村上由鶴 (ムラカミユヅ) (著) 日本大学芸術学部写真学科助手を経て、東京工業大学大学院博士後期課程在籍。専門は写真の美学。主な論文に、「現代のファッション写真における身体表現に関する一考察」(二〇一九年)などがある。その他、雑誌やウェブ媒体などで写真、現代美術等に関する文章を執筆。 劉芳洲 (リュウホウシュウ) (著) 明治大学情報コミュニケーション研究科博士前期課程。修士論文のテーマは「中国ファッションメディアにおける男性像の変遷」。

  • 『フェミニスト、ゲームやってる』

    ¥1,980

    ■ 内容 ゲームをつくり、プレイし、プレイし損なう。そのすべてがフェミニズムの実践たりうると教えてくれる。 ──三木那由他(哲学者) 「ゲームはフェミニズム的にもホットなメディアになっている」。フェミニストで歴史研究者、パンセクシュアルで車いすユーザーの書き手が、フェミニズムとクィアの実践の場となっているビデオゲームの世界の面白さを伝える、画期的なエッセイ! 「トラウマを語ったり、現実の世界の問題を考えたり、そうした行為を少しだけ遠く、少しだけコントロールできる状態でやっていく。ゲームのそんな機能に私は助けられてきた。そこでは自分にとってつらい問題を、距離をとりつつ思考することができる。この本も、誰かにとってそんな役割を持つことができたら、そしてそんなゲームを、フェミニズムを広めることができたら、そんなふうに考えながら今、書いている」(「おわりに」より) ーPOINTー ◇『ラスト・オブ・アス パート2』や『エーペックスレジェンズ』、『アサシン クリード オデッセイ』、そして『スプラトゥーン3』といった大作タイトルを、フェミニズムの視点からプレイ・評論しており、従来のビデオゲーム評論には無かった新たな観点を提示。 ◇『ゴーンホーム』や『アンパッキング』といったインディーゲームを多数取り扱い、それらの作品がいかにクィアやフェミニズムといったテーマに描いているかを描き出す。 ◇『ポケットモンスター』『ドラゴンクエストⅥ』『ファイナルファンタジーⅥ』『MOTHER2』といった日本発の大型タイトルについても振り返る。 ◇コラムでは障がい、都市、コミュニティ、能力主義などのテーマによって『Horizon Zero Dawn』から『ストリートファイター6』まで様々なゲームを横断的に描き出す。 ◇プレイに際してのアドバイスや購入方法を明記。さらにフェミニストに向けたゲーム作りガイドも収録! ■ 目次 はじめに なぜフェミニスト、ゲームやってる Ⅰ あの有名なゲーム #01 かくして私は収奪と救出に失敗する ──「ピクミン4」、やってみた #02 多様なキャラクターのシューターゲーム ──「スプラトゥーン3」「オーバーウォッチ」「エーペックスレジェンズ」、やってみた #03 大作ゲームの女性表象とクィア表象の歪みと良さを体感する ──「アサシン クリード オデッセイ」、やってみた 【コラム】語られるレイシズム・語られないセクシズム Ⅱ  クィアが活躍するゲーム #04 クィアがオプションじゃない恋愛ゲーム! ──「ボーイフレンド・ダンジョン Boyfriend Dungeon」、やってみた #05 ゲームの難しさがマイクロアグレッションを表現する? ──「セフォニー Sephonie」、やってみた #06 選べない環境と自分自身のはざまで ──「ラスト・オブ・アス パート2」、やってみた 【コラム】ボーイズクラブとしてのゲームコミュニティ Ⅲ マイノリティの日常を感じるゲーム #07 トランスジェンダーの日常と過去の解釈を描く ──「テル・ミー・ホワイ Tell me Why」、やってみた #08 バイセクシュアルの表象とモノの方を向くお引っ越しゲーム ──「アンパッキング」、やってみた #09 トランスジェンダー男性同士の交流 ──「ペイトンの術後訪問記 Peyton’s Post-Op Visits」、やってみた #10 ノンバイナリーの学生たちの卒業前夜 ──「ノーロンガーホーム No Longer Home」、やってみた 【コラム】ゲームと能力主義 Ⅳ 80-90年代を描くゲーム #11 90年代のZineとレズビアンの反抗物語 ──「ゴーンホーム Gone Home」、やってみた #12 クィアなミドルエイジ女性の過去・現在・未来 ──「レイク Lake」、やってみた #13 トランスジェンダー女性記録を消しながら記憶をたどる ──「イフ・ファウンド… If Found…」、やってみた 【コラム】ゲームと障がい Ⅴ 歴史を想像するゲーム #14 台湾の戦後と恐怖を再訪するホラーゲーム ──「返校-Detention-」、やってみた #15 哀悼と歴史の可能性を考える ──「シベリア:ザ・ワールド・ビフォー Syberia: The World Before」、やってみた #16 男らしさに呪われる運動家たちの殺人事件 ──「ディスコ エリジウム Disco Elysium」、やってみた #17 社会運動の理想と抵抗のあいだに ──「スパイダーマン:マイルズ・モラレス」、やってみた 【コラム】オープンワールドと都市の遊歩者の課題 Ⅵ ファンタジー世界を旅するゲーム #18 ヘイターと戦うレズビアンでトランスなロードムービー ──「ゲット・イン・ザ・カー、ルーザー Get In The Car, Loser! 」、やってみた #19 過去と未来を作り変えられる魔女になってどうする? ──「コズミックホイール・ホイール・シスターフッド The Cosmic Wheel Sisterhood」、やってみた #20 かつて私は、あのゲームの余白にフェミニズムやクィアを投影していた ──「MOTHER2」「ドラゴンクエストⅥ」「ファイナルファンタジーⅥ」、やってみた 【コラム】フェミニストのためのゲーム作りガイド おわりに フェミニストたち、ゲームやっていく 参考文献 さらにゲームを知るための文献リスト フェミニストのためのゲームリスト ■ 概要 『フェミニスト、ゲームやってる』 著者:近藤 銀河 発行:晶文社 価格:1,800円+税 ISBN:978-4-7949-7420-4 C0095 [著者プロフィール] 1992年生まれ。アーティスト、美術史家、パンセクシュアル。中学の頃にME/CFSという病気を発症、以降車いすで生活。2023年から東京芸術大学・先端芸術表現科博士課程在籍。主に「女性同性愛と美術の関係」のテーマを研究し、ゲームエンジンやCGを用いた作品を発表する。ついたあだ名が「車いすの上の哲学者」。ライターとしても精力的に活動し、雑誌では『現代思想』『SFマガジン』『エトセトラ』、書籍では『われらはすでに共にある──反トランス差別ブックレット』『インディ・ゲーム新世紀ディープ・ガイド──ゲームの沼』など寄稿多数。本書が初の単著。

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