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『あの公園のベンチにはなぜ仕切りがあるのか? 知らぬ間に忍び寄る排除と差別の構造』森達也(編・著)

¥1,800 税込

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■内容
排除したい。
だからこそ見えづらくする。

街を歩いていても気づきにくい。目をこらさないと見えてこない。こっそりと進められていく排除のシステム。誰が排除されているのか。どうやって排除しているのか。11人の論客がそれぞれの専門分野の状況を読み解く。


■目次
五十嵐太郎 かたちが命令する
雨宮処凛 困窮に至るまでの、そして困窮してからの排除
今岡直之 賃労働・家族・福祉からの排除あるいは脱出
葛西リサ 住みたい部屋で暮らせない
渋井哲也 学校という排除空間
武田砂鉄 「五輪やるから出ていけ」の現在地
田中元子 わたしたちはベンチかもしれない
朴梨順 変質するヘイト。そして微かな希望
福原麻希 インクルーシブ教育は本当に可能か―障害者と排除
森達也 排除アートは増殖し続けている
安田浩一 排除と偏見を逆手にとる


■書誌情報
『あの公園のベンチにはなぜ仕切りがあるのか? 知らぬ間に忍び寄る排除と差別の構造』
四六判、278ページ
著者:森達也(編・著)
発行:論創社
価格:本体1,800円+税
ISBN:978-4-8460-2237-2


■著者プロフィール(本書刊行時のものです。)
森 達也(もり・たつや)
1956年、広島県呉市生まれ。映画監督、作家。テレビ番組制作会社を経て独立。98年、オウム真理教を描いたドキュメンタリー映画『A』を公開。2001年、続編『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。佐村河内守のゴーストライター問題を追った16年の映画『FAKE』、東京新聞の記者・望月衣塑子を密着取材した19年の映画『i-新聞記者ドキュメント-』が話題に。10年に刊行した『A3』で講談社ノンフィクション賞。著書に、『放送禁止歌』(光文社知恵の森文庫)、『「A」マスコミが報道しなかったオウムの素顔』『職業欄はエスパー』(角川文庫)、『A2』(現代書館)、『ご臨終メディア』(集英社)、『死刑』(朝日出版社)、『東京スタンピード』(毎日新聞社)、『マジョガリガリ』(エフエム東京)、『神さまってなに?』(河出書房新社)、『虐殺のスイッチ』(出版芸術社)、『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』(ミツイパブリッシング)、『U 相模原に現れた世界の憂鬱な断面』(講談社現代新書)、『千代田区一番一号のラビリンス』(現代書館)、『増補版 悪役レスラーは笑う』(岩波現代文庫)など多数。

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